近年、恒例になっているインカレ夏合宿@長野県原村に行ってきました。関西学院大学、実践女子大学、中央大学、武蔵野学院大学とさまざまな大学が参加し、研究発表を行います。幹事校としてプログラムの立案や当日の進行などいろいろと行ってくれた関西学院大学のみなさん、ありがとうございました。
発表を見ていると、やはり研究のスタイルやプレゼンの流儀などがそれぞれ違っていて興味深かったです。という弊ゼミの発表もプロジェクトを学問的なアプローチから探ったり、説明するというスタイルなので独特に見えたかもしれません。また発表だけではなく、交流プログラムなどでもそれぞれの大学のカラーが出るなと思いつつ、見ていました。
自分たちのゼミだけだとどうしても仲間でつくるコンフォート・ゾーンつまり「内輪感」が出ますが、こうした機会にそれが揺るがされます。飲み会の雰囲気であったり、時間に対する感覚とか、どうしても変化や違和感が生じます。
ちなみに辞書を見ると、コンフォート(comfort)って「楽・快適」以外にも「慰める・元気にする」という意味もあります。感じた変化や違和感を「異物」「受け入れられないもの」として排除する「内向きなコンフォート」ではなく、そうした変化や違和感を面白い、楽しいとひとつの刺激だと受け取って交じり合っていく「外向きのコンフォート」も大事なのかと思います。
こうした感覚は企業や地域、他大学とプロジェクトを進める上でも大事でしょうし、就活や組織での仕事を考えう上で、ブレない自分と適応できる自分を考える上でもひとつの視点になるのかなと思いました。