大学の夏休みも終わりに近づきつつありますが、今週はゼミのプロジェクトで鳥取県伯耆町で行われている伯耆町おとぎ町フェスタ2016に関わらせていただいています。廃校になった学校を舞台にお笑いコンビ・西野亮廣さんが絵本作家にしのあきひろとして描かれている原画展はじめさまざまな企画が開かれています。その中で昨日は西野亮廣さんのトークイベントもありました。
西野さんが展開されている「おとぎ町」の話も織り交ぜながらまちづくりへの姿勢や考えを聞くことができました。そこまでの、なぜ絵本を始めたのか?などのトークも面白かったです!
一言で言うと、クオリティではなく「伸びしろ」が私たちが幸せを感じるポイントになるということです。
- 「自分たち」でやることで小さなことでも僕たちは面白がれるし、幸せを感じることができる。「面白い」ではなく「面白がれる」ことが大事だということ。
- 「参加者」「お客」ではなく自分たちが舞台に上がる、というか作ってしまう。このように演者と観客の境界線をなくなるような世界観が大事だということ。
- まちづくりも作り手とお客が同一にするのが大事。まちづくりってそういう意味ではめちゃ面白い!
これらはまさしくこれまでのゼミでもTactical UrbanismやPlayfulをはじめ、繰り返し学び、議論し、茶ッカソン@渋谷、Play Shibuya実践してきたポイントでした。それを意図して聞きに行ったわけではなかったので、話を聞いて、結構似ている考えでなされているなぁと変に?感心しました。
また自分たちがやってきた/いることと共通しているということで、内容以外にもこの考えをこんな言い方や表現しているなぁという点でも参考になりました。考えること、実践すること、伝えること、のバランスが大事だなぁと。後期も、渋谷でも、自分たちが面白がれるものを実施していきたいと思います。