先日はポエトリースラムの全国大会を観戦してきました。
2年前インカレ合宿で事務局長の村田さんとお会いして以来、大学にゲストで来ていただいたり、ワークショップなどで取り上げてきました。
◉ ブログ記事「ポエトリースラムとダイバーシティ」村田さんをゲストに迎えて
◉ ブログ記事「ポエトリースラム・ワークショップ」ゼミ主催のワークショップ
ポエトリースラムのパフォーマンスがどんなものなのか?はぜひ下のリンクをご覧ください。
◉ ポエトリースラムのYou Tubeチャンネル
今回ようやく大会に足を運べました。出演者のパフォーマンスもさまざまなスタイルでしたがどれも、笑えたり、考えさせられたりして心に響くものでした。ポエトリースラムなので採点も行うのですが、ランダムに選ばれた5人の観客による採点も人によってバラバラだし、どんなパフォーマンスにどう点数が入るのかも楽しめました。
最初に事務局長の村田さんからラップを交えながらの開会宣言があったのですが、そこで「みんなちがってみんないい」(by 金子みすゞ)を紹介しながら、実は「みんなちがうとけっこう大変(笑)」。でも、それを成立させるのがパフォーマー、観客それぞれへのリスペクト、というメッセージがまさにそうだよなぁと。そういった意味で、パフォーマーそれぞれ、またパフォーマンスを複数回する、観客(採点者)5人が採点する、などポエトリースラムの設計がダイバーシティ、今風でいうとインクルージョン?の場になっています。
実はポエトリースラムという場の設計が内包するダイバーシティ、インクルージョン、また個人の内面や思いを吐露する表現の可能性は人材育成や研修などで応用できるのではないか?と考えていて、2017年はポエトリースラム×職場・人材研修の実践してみようと思います。実際、演劇やミュージカルを研修に取り入れている事例は増えてきましたし。乞うご期待ください。